福島成蹊の中高一貫教育 福島成蹊の中高一貫教育

「伝統」と「先進」教育の融合

福島成蹊学園は福島県内の私学では2番目に長い伝統を持ちます。1913年(大正2年)の創立当時、福島県内には50校を超える私学がありましたが、そのほとんどは公立へと移管されました。その中で、本校は「教育は私学でこそ」の矜持を持ち、理想の教育を追求し続けてきました。その根幹にあるのが創立以来、不変の校訓「桃李不言下自成蹊」です。一方、教育のスタイルは大きく変化しました。平成11年より文部科学省は中高一貫教育制度を導入しました。6年間という計画的・継続的な教育課程によって生徒の個別の能力や創造性を伸ばすことを目的としたこの制度のもと、平成11年度には全国で4校だった中高一貫校は今や600校を上回り、難関大学合格者も中高一貫校出身者が大きな割合を占めています。社会の変転はとどまることがなく、現在の中高生が中心となる2050年の社会は現在とは全く異なったものとなっているでしょう。しかし、その中心には人間同士のつながりがなくてはなりません。変わってはいけないものを堅持しつつ、果敢に新たな次代へ挑む。それが成蹊の中高一貫教育です。

「伝統」と「先進」教育の融合

高大接続改革~新学力観~とは

1「高大接続改革」とは

現在、「2020年度からの高大接続改革」が、明治以降最大の教育改革として検討が進められ、その経過がマスコミ等でもさかんに取り沙汰されています。この改革の背景にあるのが社会が大きな転換期を迎え、日本がもはや先進国とは言えなくなりつつあることです。

グローバル化が進展し、日本の国際的な存在感が低下
子どもたちの未来の変容
人工が減少し、現役1人が高齢者1.2人を支える「超高齢化社会」となる

このように社会が大きく変化していく中で、未来を託す子どもたちへの教育の本質的見直しが迫られました。「高等学校教育」と「大学教育」、その2つを接続する「大学入試」を連続した軸として一体的に改革する「高大接続改革」が進められ、現在の高校1年生が大学受験する2020年度より新テストが開始されます。

2高等学校教育における「新学力観」とは

社会自体が大きく変容する中で、高等学校教育で養うべき「学力」のあり方も、従来の「ゆとり」か「詰め込み」かの二項対立を脱却し、本質的な転換が迫られ、新たな学力の定義として「新学力観」が示されました。

高等学校教育における「新学力観」とは

3「大学入試改革」とは

「新学力観」に伴い、「大学入試」のあり方も大きく変わります。

選抜方法
  • 大学入学共通テストを実施し、従来のマークシート方式に加え、国語・数学では記述問題を導入。より思考力を重視する出題へ。
  • 大学入学共通テストに加え、多面的・総合的な評価による丁寧な入試を行う。
    〈例〉 調査書(活動歴)、小論文、活動報告書、資格検定実績、面接・集団討論、プレゼンテーション、各種大会・顕彰の記録、講義理解能力試験など
英 語
  • 4技能(「読む」「聞く」「書く」「話す」)を評価。
  • 大学入学共通テスト、個別試験に加え、民間の資格・検定試験のスコアを活用。

この改革が意味するのは、先を見通すことの難しいこれからの時代においては、確かな基礎学力を身につけることに加え、主体的な問題解決能力を持ち、自らの人生を切り拓くとともに、より良い社会づくりに貢献できる人間の必要性です。そして、それは本校の中高一貫教育が開校当時から、時代に先駆けて追求してきたものです。福島成蹊学園の中高一貫教育は6年間の計画的・継続的な教育プログラムによって新しい時代を生きる人材を育成します。

【参考資料】「高大接続改革の動向について」(文部科学省高等教育局) 「高大接続改革について」(文部科学省高大接続改革プロジェクトチーム)
「高大接続改革」は現在も検討が続いています。今後も新たな変更・修正や追加の可能性があります。

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