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中学校模擬入試を行いました

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中学校模擬入試を行いました

2019.10.21

中高

 10月21日㈰、中学校の模擬入試を行いました。

 小学校6年生、約30名が参加し、今年度の本校の入試の傾向を踏まえた「国語」と「算数」の問題について、本番と同じように取り組みました。(実際の入試では加えて「理科・社会」と「面接」があります)答案は採点して、解説プリントとともに郵送で返却します。

 例年、保護者の方々からは「模擬入試を受けてから子どもの学習に対する姿勢が変わった」とのお言葉をいただきます。通常、小学校で行われるテストは授業内容についての「確認型」のテストで、平均点が80~90点になることもあります。一方、模擬テストは「実力型」ですので、これまでに学習したこと全般や、さらには応用力も問われます。また、本校の模擬入試は首都圏の中学校入試問題のレベルや出題方法や「新しい学力観」に沿った問題もありますので、子どもたちからすれば、当然「難しい」と感じるはずです。

 並行して行われた保護者説明会では、本校の教育の説明だけでなく、校長からは福島県の学力の現状についてお話をいたしました。本校では入試問題は「地域へのメッセージ」と考えています。今すぐにこの問題を解ける子どもはこの地域に少ないかもしれませんが、それを目指していくことで福島の学習環境も変わっていくのでは、と考えています。結果よりも、この試験を受けた子どもたちの、学習への意識が変化していくとしたら、それだけで、実施した意味があると感じます。