１月２０日㈭、中学校の生徒会役員選挙が行われました。
本校では、高校入試がない中高一貫校の強みを生かし、生徒会役員の任期満了を２月末とし、中学３年生も最後まで力が発揮できるようにしています。
今回は会長１名、副会長１名、執行委員２名の定員でしたが、立候補者は定員と同数だったため、信任投票となりました。
本校では生徒会役員選挙も主権者教育の一環ととらえており、生徒たちが国政選挙・地方選挙をできるかぎり模擬体験できるように実施しています。立候補者は公示の日以降、ポスターの制作や登校時間での呼びかけなどの選挙活動を行います。会長立候補者はマニフェストも公表します。
２０日㈭は立会演説会を行い、立候補者、推薦者が生徒会運営についての考えや公約を話しました。続けて投票を行いますが、ここでも、実際の選挙で使用している記載台や投票箱を福島市選挙管理委員会からお借りしており、実際の選挙に近い雰囲気を体験します。投票用紙はＩＤカード（生徒証）を提示することで交付されます。
即日開票の結果、立候補者全員が信任されました。２４日㈪の朝礼で校長先生より当選証書が渡される予定です。
この体験を通し、生徒たちが選挙の意義を感じ、やがて国政・地方選挙にもその意識が反映されていくことを願っています。
