１０月２３日㈰、本校腰浜キャンパスで中学校模擬入試を行いました。また、保護者対象に「出題の意図と解答の傾向」についての説明会を実施しました。
模擬入試の実施教科は「国語」と「算数」です。実際の入試は、加えて「理科・社会」（２つ合わせて１教科として扱います）を行います。
出題方針として「難度の高い問題から低い問題までまんべんなく出題すること」「新学力観を踏まえた問題も出題すること」があります。
ただでさえ、このような実力型のテストの受験経験が少ない児童も多く、さらに、難度の高い問題は首都圏の中学校受験問題に準じていますので「難しかった」「できなかった」という感想が多く聞かれました。
※下の画像にあるのは、昨年度の模擬入試問題です
難しい問題を出す理由は２つあります。ひとつは、将来的にはこの地域を、このような問題に取り組むことができる教育環境としていきたいという願いを込めているためです。そして、もうひとつは、このような問題があることを知ってほしいからです。それは換言すれば、同じ年齢でこの問題を解く児童がいるということであり、さらに言うなら、6年後にはその子は自分のライバルとなり得ると言うことです。
以前は、テストの成績が悪くて心が折れないかな？と心配していましたが、どうやら杞憂のようです。毎年、この模擬入試を受けて「モチベーションが上がった」「自主的に学習する習慣が付いた」という声を多く聞くようになりました。
「分からないことが分かるようになる喜び」は学びの本質のひとつだと思います。今できなくとも、「分かるようになりたい」「努力すればできるはず」そういう意欲が持てればこの模擬入試は大成功です。あとは、本校の教員に任せて下さい！
もっと言えば、意欲がなくてもかまいません。本校の最大の特徴は「努力することが当たり前の環境」です。正しい方法で努力すれば必ず成長しますし、みんなが努力していれば、意識せずとも自分もしているのです。
最後は宣伝になってしまいましたが（笑）、今回、縁のあった皆さんといっしょに学校生活ができることを楽しみにしています。
