福島成蹊中学校・高等学校 福島成蹊中学校・高等学校

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進路指導

卒業生の声

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未来を拓く先輩達

01進学先

東京工業大学

渡邊 壱颯さん

東京工業大学 環境・社会理工学院-融合理工学系
渡邊 壱颯さん
令和3年度卒業・8期生 
[郡山市立高倉小学校出身]

先生のサポートと仲間との議論で
学力と思考力が飛躍的に向上

私が東京工業大学を志望するにあたり、当時の担任であり物理担当であった先生に相談し、理系科目を圧倒的に伸ばすための学習をサポートしていただきました。また1つの問題について自分なりの結論を出した後、友人と解答に至るまでの思考を深く議論した経験が、現在のグループワークや課題解決科目の学習に大変役立っています。現在は宇宙研究のなかでも探査機の制御に興味がありますが、融合理工学系は他分野の知見を活用して課題解決に向かうことを重視しているため、地球環境やエネルギー工学など幅広い領域を学んでいます。

02-03進学先

福島県立医科大学


鳥羽 美妃さん、服部 ひなたさん

写真左
福島県立医科大学 医学部医学科
令和4年度卒業・9期生 
[福島大学附属小学校出身] 鳥羽 美妃さん

学習習慣とチャレンジ精神を育んだ福島成蹊での6年間

福島成蹊時代は、クラスが少人数だったこともあり先生方との距離が近く、勉強の疑問点をすぐ質問できたのがありがたかったです。また、校内での自主学習や学習合宿で高い集中力を、登山や強歩などの行事をやり遂げることで新しいことにチャレンジする精神を身につけることができました。現在は大学2年生になり医学の専門的な知識を学ぶ講義が増え、人の命を預かる職に就くことを実感しています。見聞を広めるため読書することを心掛けていますが、最近は医療系の本を多く読み、自身の理想とする医師像の形成に役立てています。

写真右
福島県立医科大学 医学部医学科
令和4年度卒業・9期生 
[白石市立越河小学校出身] 服部 ひなたさん

中高時代の経験を糧に、学問や部活動で充実した大学生活

幼少期からの「医師になりたい」という憧れを叶えるために進学した県立医科大学で、医学の勉強と部活動、さらにアルバイトと忙しくも楽しく充実した日々を送っています。大学受験勉強は中高一貫である利点を存分に活かし、時間をかけて基礎を積み上げていきました。勉強はその日やるべきことを大まかに決め、ある程度自分が納得するまでやりきったら次の科目へ、英単語などの暗記は隙間時間にと、緩急をつけて行いました。現在でも十数時間続けて勉強に没頭できるのは、中高時代の学習習慣のおかげだと実感しています。

04進学先

東京大学

佐々木 瞭さん

東京大学大学院 人文社会系研究科
佐々木 瞭さん
令和元年度卒業・6期生 
[福島市立飯坂小学校出身]

自ら学ぶ目標を設定し、
苦手意識を払拭して臨んだ大学受験

東京大学は理系区分で受験しましたが、受験勉強の過程で物理と化学が苦手になりました。そこで「自分はそんなに苦手じゃないはず」と意識的に思い込んで、苦手意識をなくしました。また「なんでこんなに勉強するんだろう」という疑問も生まれましたが、その時に将来自分が何をしたいのかを考え、その目標を勉強する意義に変える経験ができました。当時養った、自分で目標を設定する力は今に活かされています。現在は哲学を学んでおり、言語運用能力・歴史・文化・論理性に対する知識を増やして自身の研究を深めています。

05進学先

東北大学

松本 尚輝さん

東北大学大学院 理学研究科天文学専攻
松本 尚輝さん
平成30年度卒業・5期生 
[福島市立瀬上小学校出身]

福島成蹊で実力をつけて、
宇宙に憧れる少年から天文学研究者へ

大学受験勉強は、日々の授業で出される課題で十分対応できる内容でした。特に数学は中学2年次から大学入試問題を解いていたので、授業に真剣に取り組むことで自然に実力がつきました。中学入学時点で偏差値は40~50でしたが、センター試験本番では9割を超える得点を取れたことで、福島成蹊が学力を伸ばす上で最適な環境だったと実感しています。現在は世界最高性能の望遠鏡群を用いて、銀河の中心にある超大質量ブラックホールを研究しています。博士課程への進学が決定しているので、研究者として力を発揮していきたいです。

06就職先

JAXA研究員


[進学先:東京理科大学 基礎工学部]

篭島 智実さん

JAXA(宇宙航空研究開発機構) 研究員
篭島 智実さん
平成30年度卒業・5期生 
[福島市立大森小学校出身]

人々に夢や希望を届ける宇宙開発に力を注ぎたい

私は、将来火星探査での使用が検討されている、大気圏突入システムの耐熱性能向上に関する研究を行っています。また自身の研究以外にロケットを用いた実証試験に参加するなど、充実した研究生活を送っています。研究を行うなかで予想外の結果が出て、原因が分からず悩むことが多くあります。そんな時に途中で諦めることなく考え続ける粘り強さは、福島成蹊での学びや行事で培いました。研究をやり抜き、将来は人類が到達したことがない場所への到達や、成し遂げたことがないミッションを実現する人工衛星や探査機を作りたいです。

06就職先

東北大学病院 初期研修医


[進学先:東北大学 医学部医学科]

北村 洋輝さん

東北大学病院 初期研修医
北村 洋輝さん
平成28年度卒業・3期生 
[福島大学附属小学校出身]

充実した研修医生活が送れるのは
福島成蹊で得た学びと経験のおかげ

現在は初期研修医として各診療科を回り、問診や診察、栄養・輸液管理など、医師としての基本的な臨床能力を身につける勉強をしています。日々忙しくはありますが、問診や診察、検査結果から診断をつけて治療に結び付ける一連のプロセスに達成感を味わっています。こうした業務のなかで、自分の課題を探して何が必要かを考える習慣は福島成蹊で養ったもので、今とても役立っています。また中高の6年間で数多くの行事や2度の海外研修に参加し、楽しみながら真剣に取り組んだ経験が、現在の研修医生活を充実させることにつながっています。