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初代校長の墓参を行いました。

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初代校長の墓参を行いました。

2018.06.15

学園

明日に創立記念日をひかえ、本日6月15日、初代校長の墓参を行いました。

中学校・高校の生徒代表と校長はじめ教職員代表が、信夫山にある創立主宰・初代校長である熊田子之四郎先生の墓地に訪れ手を合わせました。

大正2年6月16日、福島成蹊女学校開校式が行われました。熊田先生は東京帝国大学国文科を卒業後、教諭として数々の学校で教鞭をとられた後、福島県立福島高等女学校の校長に就任。大正2年の退職を機に、理想の女子教育を実現すべく、福島成蹊女学校の開校を実現しました。この激動の時代に学校を立ち上げるためには相当な労苦があったことは想像に難くありません。

それから105年の時が流れ、場所も校舎も変わりました。平成16年からは共学化し、中学校も併設され、現在は県北地区でもっとも生徒数の多い高校となった「福島成蹊中学校・高等学校」を熊田先生はどのような思いで見ていらっしゃるのかは分かりません。しかし、校訓「桃李不言下自成蹊」は当時のままです。熊田先生の思いが現在も絶えていないことをこれからも毎年報告していきたいと思います。