１２月７日（木）に、福島県観光交流局が主催する「福島県教育旅行魅力発信強化事業」の一環として、台湾高級中学生徒及び引率教員等約３０名が来校し、学校交流が行われました。
今回のプログラムでは、歓迎セレモニー、吹奏楽部による部活動発表、施設見学、そしてグループ交流が行われましたが、３時間があっという間に感じられるほど中身が濃い時間となりました。台湾の学生１名に本校生２名のグループで、主に英語を使ってコミュニケーションをとりました。最初はみんな緊張している様子でしたが、しばらくするとお互いに意思疎通ができるようになりました。また、台湾高級中学の代表生徒が聞き取りやすい流暢な日本語であいさつしていたことに大変驚かされました。出発の際には、本校生が昇降口前からバスのステップまでトンネルをつくり、名残惜しそうに台湾の学生一人ひとりをお見送りしているのがこの交流が有意義なものとなったことを象徴していました。
外国の方とコミュニケーションをとることは齢を重ねると難しいように感じますが、生徒たちは、若く瑞々しい世代であり、前向きで柔軟に対応できるのだと思います。その様子を通して、生徒たちの明るい未来を大きく感じた交流となりました。このような機会を頂戴しました福島県観光交流局の皆様、本当にありがとうございました。
最後に、台湾高級中学の皆様が県内における残りの事業を滞りなく終えられ、本県の魅力を堪能していただけますよう心からお祈り申し上げます。そして、この事業を契機に二度、三度と日本に、そして本校に遊びに来ていただければ幸いです。心よりお待ちしています。
