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圧倒的な迫力! 芸術鑑賞教室

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圧倒的な迫力! 芸術鑑賞教室

2019.10.24

学園

 本日10月24日㈭、上浜キャンパス体育館にて芸術鑑賞教室が開かれました。今回は、東京演劇集団 風 による「ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち」という演劇を鑑賞しました。今回はステージ上での上演ではなく、体育館のフロアに舞台がセットされ、観客である生徒たちは舞台の間際で、同じ目線で鑑賞するという、臨場感あふれた公演となりました。

 「ヘレン・ケラー」といえば、「読書感想文」というイメージを持っているのは私だけかもしれませんが、小・中学生でも知っている有名な人物でしょう。

 ヘレン・ケラーは、赤ちゃんの頃、視覚と聴覚を失いました。そんなヘレンに転機が訪れたのは「アニー・サリバン」という家庭教師との出会いです。アニー・サリバンとの間に生まれた通じ合う心、それを家族や知人と共有できるようになったことで、ヘレンの人生が変わっていきます。

 この作品の上映が終わったとたん、生徒たちによる大きな拍手が巻き起こりました。号泣している生徒もいました。生徒たちは、愛情(家族・友人)や、人と人のつながりや絆などを感じたのだと思います。舞台のすぐ近くで鑑賞できたということもあり、演者の方々の表情や、息づかいなどを間近で感じることができました。作品の中に入り込んでいるような感覚になった生徒もいたと思います。

 一方で、私たち教員は「教育の原点」について再び思い起こされたような気持ちになりました。

 様々な視点で作品を楽しむことができ、改めて“芸術・アート”の魅力を感じることができました。

 東京演劇集団 風 の皆様、本当にありがとうございました!