特別進学コースでは毎年、この時期に「福島フィールドワーク」を行っています。これは生徒が自分の体験として地元の「福島」を理解し、やがては一人ひとりが福島の良さを伝えることのできるスポークスマンとなることを目的としています。
今年は９月１９日㈯に実施。新型コロナ感染症感染拡大にも配慮し、大きな移動や密の状況を避け、学校から福島市荒井にある「四季の里」までの約１４㎞を歩くプログラムとなりました。
普段、見慣れた場所でも自分の脚で歩くことはめったになく、生徒にとってもさまざまな発見があったようです。天候にも恵まれ、あらためて福島の自然の美しさを感じることができました。
心地よい疲労の後の昼食は、四季の里の農園レストランで、なんと、ジンギスカン・しゃぶしゃぶの食べ放題、飲み放題！貸し切りにしていただけたので、他のお客様に迷惑をかけることもなく食事ができました。感染症防止のため、会話が十分にできなかったことは残念でしたが、この年代の高校生にとって「肉の食べ放題」以上に望んでいることはなかったようです。レストランの採算が心配される食べっぷりでした。
「福島フィールドワーク」は県内のさまざまな施設での研修や、登山など福島が誇る自然を味わうのが趣旨です。来年は本来のスタイルでの実施ができることを願います。
