１１月５日㈭、ＴＶ番組「はまなかあいづＴＯＤＡＹ」（ＮＨＫ福島１８：１０～）で本校の校歌についてのエピソードが紹介され、生徒の歌う校歌が放映されました。
１１月３日のこのコラムで「実は本校校歌は古関裕而さんが作曲した校歌の中でも特別なもので、最も『○○』と言われています。」と、少々、気を持たせましたが、○○の答えは「古い」でした。番組内でも取り上げられていましたが、本校校歌の作曲は昭和１３年と推測されています。それまで、応援歌等は手がけていた古関さんですが、校歌としては本校が最初と見られます。古関さん本人も生前にそうおっしゃっていたということが口伝えでは残っており、福島市の古関裕而記念館でも、校歌展示の列の第１号が本校だと言うこともありますので、ほぼ正しいと言ってよいように思います。
また、番組でも取り上げられた「自筆の楽譜」をいただいた際に添えられていた古関さんの自筆の手紙のコピー（一部分）が残っています。（下に掲載）昭和４９年８月に本校の音楽の教員から「原調より下げて歌っている」「二部か三部の合唱にしてほしい」という依頼をしたとき、古関先生はヨーロッパ滞在中でした。９月３日の帰国後に依頼があったことを知り、「早速、書き上げました」と送っていただいたのが件の楽譜で、その日付は９月７日と、帰国からわずか４日後です。律儀で真摯な古関さんのお人柄を表すエピソードだと思います。
来週１１月１２日㈭も同番組で本校の学校紹介が放映されます。ぜひ、見てください！前回、見逃した方は下からどうぞ！
「古関裕而からのエール（ＮＨＫ福島「はまなかあいづＴＯＤＡＹ」）」→こちら
