３月１日㈪、令和２年度第７２回卒業証書授与式を行いました。
コロナ禍の中、卒業生、教職員、保護者は１名のみ、来賓も学園関係者のみで、在校生の出席はない形での実施となりました。また、国歌、校歌、式歌（仰げば尊し、蛍の光）は演奏の音源を流すなど、例年とは異なった形でしたが、実施にこぎつけただけでも良かったと考えるべきなのかもしれません。
卒業生３５６名、一人ひとりの氏名が読み上げられ、代表者に卒業証書が授与されました。また、学業やクラブ活動などに関する表彰状が渡されました（表彰者の詳細は下部リンクより「学校通信第１１号」をご覧ください）。
式辞、祝辞の後、在校生代表の生徒からは「共通テストの導入や新型コロナウィルスの影響など、社会の急激な変化にもひるむことなく、しなやかに粘り強く挑み続けた先輩方は成蹊の誇りであり、心から尊敬しておりました。」との送辞がありました。
卒業生代表の橘内愛未さんは答辞として「これから巣立つ社会はより困難な道でしょう。しかし、この成蹊で培った『桃李不言下自成蹊』の思いを胸に、私たちは困難を乗り越え、「朝も昼も夜もずっと同じ所にある、暗闇に輝く一番星」になるべく、一歩一歩歩み続けていきます。」と述べました。
式終了後のホームルームも、密を避けるため、保護者の皆様には別室からリモート参加とさせていただきました。
今までにない苦しい経験をした学年でしたが、その分、強く、また、他者の痛みが分かる人間になってくれたのではないかと思います。苦しみが大きい分、また、喜びも大きくなるものです、進学先、就職先で大きく羽ばたいてくれるものと信じています。
学校通信第１１号（表彰者が掲載されています）→こちら
