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選挙広報ナレーションの声は……

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選挙広報ナレーションの声は……

2022.07.01

学園

 「あなたの声を、その一票で。7月10日は参議院議員通常選挙の投票日です。」

 現在、福島県内の高校、大学、官公庁内などで投票を呼び掛けるアナウンスが毎日流れています。

 これを聞いて、いつもとは違うフレッシュな声にハッと耳を傾けた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 このナレーションを担当したのは本校演劇部の西浦瑞希さん(高校3年)、横田綾乃さん(高校3年)、高橋風翔くん(高校2年)です。

 広告を担当した業者さんから依頼があり、市内のスタジオで録音しました。演劇部なので台本によって演技して話すことは慣れていても、プロも使うスタジオで、選挙広報という目的に沿ったナレーションを録音するのは貴重な体験だったようです。

 3人にインタビューしてみました。

▶「録音で難しかったのはどんなことですか」
【横田】言葉がきちんと聞こえるように発音を頑張りました。あとは読む速さの調整です。
【西浦】綺麗に発音することです。
【高橋】自分のクセをなくすこと、語尾の上げ下げ、「反映」「大切」など速くなりがちなことばをゆっくり話すことです。

▶「自分の声が全県で流れている感想は」
【横田】自分のナレーションで一人でも多くの人が投票してくれたらうれしいです。
【西浦】少しでも選挙に行く人が増えてくれればと思って取り組みました。恥ずかしい気持ちはありますが、それ以上に達成感もあります。
【高橋】全県で流れるとは知らなかったのですが、自分の声が多くの方々に届いているとしたら誇らしく思います。

▶「今回の経験で成長できたことは」
【横田】初めてのことで緊張しましたが、選挙への考え方も変わって、進んで投票しようと思うようになりました。
【西浦】自分も成人の一人として投票に行かなければならないと改めて認識できたことです。
【高橋】普段経験できないことなので楽しもうと思いました。一つ一つのことばをはっきり発音すること、言葉の切れ目や抑揚を意識することは今後の演劇の活動にも役立つと感じました。

投票率が上がるよう、学校の現場からも働きかけていきたいと思います。