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ドイツ・ラントフェアマンギムナジウム高校と国際交流を行いました。(動画もあります)

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ドイツ・ラントフェアマンギムナジウム高校と国際交流を行いました。(動画もあります)

2023.10.13

高校

 10月12日(木)、本校上浜キャンパスに、ドイツ・デュイスブルグ市にあるラントフェアマン・ギムナジウム高校ほか2つの高校より8名の高校生が訪れました。

 特定非営利活動法人アースウォーカーズでは2013年より、福島の高校生をドイツに派遣し、『福島を伝え。再生可能エネルギーを学ぶ 福島・ドイツ高校生交流プロジェクト』を開催しており、本校の生徒も参加しています。このプロジェクトで福島の高校生のスピーチを聞いたり交流したりしたことをきっかけに、ドイツの高校生からも「福島に行きたい!」という声が大きくなり、今回の日本訪問プロジェクトが実現したということです。

 およそ3週間に及ぶプログラムの一環として、同じ世代との異文化交流、日本文化体験を目的に本校を訪れてくださいました。

 この日は、午前は特別進学コースの1~3年生がおもてなし。ウェルカムセレモニーのあと、お互いの街や学校について英語でプレゼンテーション。その後の質問コーナーでは、「日本でおいしかった食べ物は?」に対し「ラーメン」「かつ丼」「お好み焼き」「ちゃんこ鍋」「すし」「天ぷら」など、さらには「納豆」「梅干し」まで飛び出して、本校生もビックリでした。

 次の「好きな日本のアニメは?」に対する『ワンピース』『ジブリ』『ポケモン』『呪術廻戦』『鬼滅の刃』『ハイキュー!!』の答えに対し、本校生からは一つ一つ「ウォー!!」の歓声が。盛り上がりのあまり、とんでもない展開になりました。詳細は動画をご覧ください。

 その後、日本文化体験として、縁日をかたどった会場で「射的」「輪投げ」「おみくじ」「折り紙」「書道」などを楽しんでいただきました。

 楽しいランチタイムの後、午後からはJRC・IAC部の生徒をバディに「お琴」の演奏を体験していただきました。日本でもお琴に触れる機会はめったにありません。ドイツの高校生たちは、さぞ悪戦苦闘することと思いきや・・・。8人全員での「さくらさくら」の合奏を、ぜひ、動画でご覧ください。

 国際理解教育を推進している本校ですが、ここ3年は感染症のため海外研修旅行を行うことができませんでした。今年、特別進学コースの2年生が11月にマレーシアで、1年生は来年、全コースが海外研修を行う予定ですが、海外研修ができなかった高校3年生にとっては、たいへん貴重で楽しい機会となりました。

 短い時間でしたが、同世代の異国・異文化の仲間との交流により、大きな刺激を受けたようです。この小さな一歩が生徒一人ひとりの成長に加え、平和な世界の実現につながってほしいと心から願います。

▶YouTube福島成蹊学園公式チャンネル「ドイツ・ラントフェアマンギムナジウム高校との国際交流」こちら