準1級に高校2年生が合格!合計3名に!
今年度の第3回の実用英語技能検定試験で高校2年生1名が準1級に合格し、前回の2名(高校2年生1名、高校3年生1名)と合わせ、合計で3名が準1級取得となりました!
英検準1級は「大学中級程度の英語力」が必要で、語学の世界基準であるCEFRの「B2」ランクに相当します。
文部科学省は英語教員に求められる英語力として、このB2ランクを推奨していますが、2017年に実施した「英語教育実施状況調査」によりますと、「B2」ランクに相当する資格を持っている福島県の公立学校の英語教員は中学校勤務で16.6%、高校勤務で40.4%という、難度の高いレベルです。
近年の大学入試においては英語検定模試の結果を、「出願資格」や「みなし得点」また「加点」扱いなど、優遇する国公立・私立大学が増加しています。
合格した3名は、帰国子女というわけでもなく、中学校入学からコツコツと積み上げてきた努力が成果として現れたことを喜ばしく思います。成蹊中学校では中学校1年から継続的、計画的に英検受験に取り組んでおり、成果が上がっています。
【成蹊中学校生の英検取得率】
2級(高校卒業程度) | 準2級(高校中級程度) | 3級(中学卒業程度) | |
中3 | 7% | 56% | 93% |
中2 | - | 15% | 63% |
中1 | - | - | 14% |
※福島県在住の中学生の3級取得率 32.0%(文部科学省調査による)