6月3日㈮、本校上浜キャンパスで、JRC.IACクラブの生徒からアースウォーカーズ代表の小玉直也さんにウクライナ支援のための折り鶴を託すセレモニーが行われました。
JRC.IACの生徒たちがウクライナ支援に取り組んだ経緯については以前にもお伝えしました。
▶「JRC.IAC部がウクライナ支援活動を実施しました。」→こちら
今回は小玉さんが本校に足を運んでいただき、直接、折り鶴をお渡ししました。
クラブ員で考え、折り鶴1つ1つを現地の皆様にお守りのように持っていただければと、あえて束ねませんでした。
一羽一羽にはウクライナ語で「平和」を表す「MNP」の文字を書き込みました。
また、アースウォーカーズ様が生徒のメッセージを動画に納めていただき、これも現地の人々に届けてくださることになりました。
小玉さんは「戦場カメラマン」という経歴もお持ちです。6月6日㈪に日本を発ち、ウクライナで支援や記録等の活動を行う予定という事です。
中学校の国語の教科書にある「故郷」の作者である魯迅は「国を救うには人々の心を救わねばならない」と、医学の道を捨てて作家となりました。
人間においては事の成否の多くは「心・精神」が決めることは言うまでもありません。「折り鶴」は小さなものにすぎず、動画の日本語はウクライナの皆さんには通じないかもしれません。しかし、それらにこめられているのはまぎれもない生徒たちの真実の「想い」です。遠い国からでも想いがつながることが、ウクライナの皆さんの勇気や希望となることを願ってやみません。



