8月23日㈮、米沢理科研修センターで普通理系コースのに取り組むメンバーが研修を行いました。
昨年度シャジクモをきっかけに交流を開始した米沢理科研修センターで、今年度はシャジクモ培養に取り組んでいる普通理系コースの生徒3人が、米沢の小・中・高等学校の理科の授業で活用していただきたいと自分たちで培養したシャジクモ30株,ミルフラスコモ10株を提供しました。
シャジクモは環境省のレッドリスト2020で絶滅危惧II類(VU)、ミルフラスコモは絶滅危惧I類(CR+EN)のカテゴリーに分類されています。特に、ミルフラスコモについては、2019年9月に本校の生徒たちが福島大学の紀要に「福島県産ミルフラスコモ(シャジクモ科ミルフラスコモ属)」の調査報告を行っており、大変貴重な藻類となります。
また、研修センターの高橋豊次先生の研究対象であるオオシャジクモについても紹介いただき、培養に関することを生徒たちが質問し、丁寧に説明いただきました。また、液体窒素を活用した実験実習や研修センターで培養しているゾウリムシやミナミヌマエビなども提供いただきました。あっという間に時間が過ぎ、大変充実した活動となりました。
今後も継続した交流活動を実施していきたいと思います。


