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ろう者と共生社会(講演会)

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ろう者と共生社会(講演会)

2025.03.13

高校

1・2学年普通コース合同で「ろう者と共生社会」という題で講演会を行いました。講演者は本校の卒業生で手話通訳士資格を持ち、スポーツ現場や講演会などでご活躍の保科隼希さん、亜細亜大学卒業で株式会社メルカリ所属、2017年デフサッカー日本代表の日本代表の林 滉大さん、亜細亜大学経済学部経済学科特任准教授である橋本一郎さんです。

みなさんはデフリンピックをご存じですか?デフリンピックは、耳がきこえない人たちの国際総合スポーツ競技大会です。100周年の記念大会である2025年(今年)は東京で開催されます。林さんが経験されたデフサッカーは11月11日~福島県のJビレッジで行われます。デフリンピックなど国際大会で手話通訳をするのが保科さんの仕事です。保科さん自身、陸上競技の経験があり、アスリートの気持ちを理解することが出来るのでしょう。幅広い人脈をお持ちです。

そんな3人の方々が、手話を交えながらご自分の経験したことや思いなどをお話いただきました。生徒は一緒に手話をしたりクイズに答えたりと楽しく有意義な時間を過ごしました。

そして「耳が聞こえない人のために」ではなく「みんなにとって良いもの」が大切なんだということを感じることが出来ました。
卒業生の講演はより身近でより興味をもって聞くことが出来たのではないでしょうか。お忙しい中、ご講演をいただきありがとうございました。