10月5日(木)に国際理解教育講演会が行われました。これは「海外に目を向け、グローバル社会に対応した人材を育成する」ことを目的とし、中学校・高等学校の全生徒、教職員、そして保護者の皆様を対象に毎年、実施しています。今回は、映像制作会社JANの代表者であり、一般社団法人アジア支援機構の池間哲郎先生をお迎えし、アジアを中心に30年近く活動されてきた国際協力運動の経験を踏まえ、現地の子どもたちの家族愛の深さや生活の様子、そして教育環境等を映像を交えながらご講演いただきました。演題は「懸命に生きる人々~日本人こそ学んでほしい~」と題し、日本人こそ懸命に生き抜く途上国の人々から「命の尊さ、一生懸命に生きる事の大切さ」を学んでほしいとの願いがこもった有意義で貴重な講演会となりました。
以下に生徒の感想を掲載させていただきます。
【中高一貫コース生徒感想】
私は世界の悲惨な状況などを知る度に、一番のボランティアは自分自身が一生懸命に生きることだなと感じるのですが、何日か経って気づいたら、適当に人生を送っていたり、一生懸命に生きているつもりになっています。しかし今回、すべてを本音で話してくださって、一言一言に思いがある講演を聞いて、今度こそ本当に一生懸命生きようと思いました。これがどれくらい長く続くかは分かりませんが、自分との勝負だなと思いました。もうこの人だから適当に接する、この人だから丁寧に接するということはやめようと思いました。そして、祖国を愛すること、祖国への誇りを持つこと。今の私は、日本は色々な国から色々なものを輸入して自国のものとする国だと思っています。そうでなくて、日本の誇れるところをたくさん見つけて、このような考え方と違った考え方ができるようにこれからの日々を過ごしていきます。本日はご多忙の中、心に響くお話をしてくださり誠にありがとうございました。
【講演会の様子】