12月23日㈪、中学校の弁論・ディベート大会が行われました。
中学1・2年生の弁論大会では下記の発表と入賞の結果となりました。最優秀賞の「一欠片のチョコレート」は、依然として子どもが過酷な労働を強いられている国がある中で、フェアトレードの意義と必要性を訴える内容でした。クラス予選を通過してきた生徒だけに、みんなすばらしい弁論でした。
「差別・偏見のない世界」 1年 加藤ひな乃
「命より大切なものはない」 1年 國分桃
「みんなが愛される世界へ」 1年 藤原寧々
「蛙鳴蝉噪の撲滅と、エゴのビジュアル化」 2年 金澤右京【優秀賞】
「一欠片のチョコレート」 2年 髙橋ゆりか【最優秀賞】
「最期の命の選択肢」 2年 松井美空【優秀賞】
中学3年生のディベートマッチは「日本は救急車の利用を有料化すべきである。」を論題に行われました。両チームの立論は以下の通りです。
〔肯定側立論〕
①医療器具を充実させることができる。
②救える命を増やすことができる。
③自治体の一般財源が増え、行政サービスを充実させることができる。
〔否定側立論〕
①経済的弱者や高齢者が利用できない。
②支払者が特定できない場合がある。
③多くの人の命が助かる。
特に、肯定側②の立論と否定側③の立論は真っ向からぶつかる形となり、熱い論戦となりました。結果は肯定側の勝利となりましたが、審査員の票も分かれる僅差の勝負でした。
プレゼンテーション能力はこれからの社会では不可欠な能力と言われています。AIが大きな割合を占めていく一方、私たち人間としては、一人ひとりが自分の意見を持ち、しっかりと伝えていく姿勢と力を養っていかなければならないと考えています。





