5月19日(木)に生活部講演会を実施しました。
「生活部講演会」は、生徒たちが現在、そして今後、よりよい学校生活・社会生活を送っていくために必要な素養を身につけるために、専門の方から講演を聞くという教育活動です。
今回は「教育のための科学研究所」上席研究員の目黒朋子先生を講師にお招きし、「AI・IoT時代の情報モラル」を演題に、中学校・高校の全校生を対象に講演をしていただきました。
果てしなく情報化が進む現代の社会では、スマホやSNSと関わらずに生きていくことはもはや不可能です。だからこそ、正しい使い方を身につけ、メリットを引き出し、デメリットを最小にするような正しい付き合い方を身につけている必要があります。
目黒先生は「インターネット上に散見される誤情報やフェイクニュースに惑わされないためには」「ますます進歩していくAIに代替されない「創造」的な人間になるためには」など様々な角度から、現代の課題について分かりやすく、中高生が興味を持てるようなお話をしてくださいました。
感染症対策のため、今年度の講演会もオンラインで上浜キャンパス。腰浜キャンパスをつないで実施しています。自分たちに身近なテーマでもあり、生徒たちは各教室で真剣に講演を聴いていました。
講演終了後、生徒の感想には、
「自分が見ている情報が真実であるのか、広い視野をもって判断していきたいです。」
「インターネットを利用するときには、自分の情報を預けているくらいの自覚をもって、正しく利用していきたいです。」
など、問題意識を強く持ったた言葉がありました。
国際情勢や感染症など、不安で不透明な状況が続いています。21世紀が今後、大きな変化も予想されますが、未来を生徒たちがたくましく生き抜いていけるように、成長を促していきたいと思います。