7月23日(水)、中学3年生が職場体験(企業訪問)でいわき市の株式会社おのざきさんと木村ミルクプラントさんを訪問しました。
株式会社おのざきさんでは、「福島の食と漁業の今」「働くことの意義」についてお話をいただきました。その後、鮮魚・刺身部門の仕事を体験させていただきました。
木村ミルクプラントさんでは、牛乳やヨーグルトの製造過程などについて詳しく教えていただくとともに、東日本大震災時に大きな課題にぶつかりながらも乗り越えていったお話などを聞くことができました。
ご多忙の中、貴重な経験をさせていただき、誠にありがとうございました!
生徒たちの感想の一部をご紹介します。
・木村ミルクプラントさんでのお話から、手間がかかっても「おいしさ」を優先する。という強い信念に衝撃を受けました。正直、私は生産者側に立った時に、効率性を重視するのが普通だと思っていました。しかし、そうではない「熱意」を感じることができたことが、私にとって大きな学びになりました。
・私が今回の体験で新たに分かったことは、やはり仕事をすることの大変さです。見ていると簡単そうなことでも、いざやってみると意外に難しいことが多くありました。また、福島の風評被害に立ち向かい、さらには復興という難しい問題にも正面からぶつかり挑戦してる二人の若い社長さんがいることを知り、私も頑張ろうと思います。
・最初に訪れた「onozaki」では、いわきが誇る「常磐もの」のすごさを知りました。品質の高さが世界にも認められている、唯一無二の魚たちです。東日本大震災で大きな被害を受けたにもかかわらず、立ち直し、今もいわきの食を支え続けています。魚を売る場所の枠を超えて、地域の誇りであることがよくわかりました。
・今回の職場体験では「福島は震災にどう対応してきたか、ではなく、福島の良さを伝えるべき」という言葉が一番印象に残っています。また、自分自身が世界を知ろうとしすぎたために、自分の身近なものをきちんと見れていないことに気が付きました。福島県には素晴らしいものがたくさんあることを気づくことができたことが大きな収穫です。
・職場体験の後には、体験先の食堂でクラス全員で昼食をとり、私はマグロたたき丼を食べました。働いた後の食事だったこともあり、とてもおいしく感じました。





