林間教室2日目。朝から雨が降り、気温も低い一日のスタートとなりました。
昨晩は寝袋にしっかりと身を包み、「思ったより温かく眠れた!」という生徒たち。朝6時に起床すると、さっそく自分たちで朝食の準備に取りかかりました。
献立は事前に調理班ごとに相談して決めたものです。おにぎりと味噌汁、サラダを組み合わせた班、目玉焼きとおにぎりを作る班、さらには朝からガッツリ「ニンニクみそラーメン」に挑戦する班も!それぞれの個性が光る朝食となりました。
野外炊飯では、昨日の経験がしっかりと生かされていました。自然に役割分担をしながら、初日よりも効率よく作業を進めます。特に上達が見られたのが火おこしです。空気の通り道を考え、細い薪から太い薪へと徐々に火を大きくしていくなど、自分たちで工夫する姿が見られました。
朝食を終えたら、いよいよ沢登りへ!
連日の雨の影響で、今年は水量多めのダイナミックな沢登りとなりました。水温も低く、なるべく濡れないよう慎重に進むのかと思いきや、生徒たちは果敢に沢へ挑んでいきます。途中の飛び込みスポットでは、男子生徒全員、そして担任の先生まで思い切って水の中へ!大きな歓声が上がり、クラス全体で大いに盛り上がりました。
沢登りの終点で待っていたのは、たくさんのイワナです。生徒たちは悲鳴と歓声を上げながら、夢中になって捕まえていました。冷えた体を温水シャワーでしっかり温めた後は、捕まえたイワナを自分たちでさばき、串を打って塩焼きにします。つい先ほどまで泳いでいた魚を、自らの手で調理して食べる。「命をいただく」ということを実感する、貴重な体験にもなりました。
この2日間、登山、野外炊飯、沢登りと、自然の中でさまざまな活動に挑戦しました。自然を相手にする以上、すべてが思い通りに進むわけではありません。雨が降ることもあれば、体力的につらくなることも、思ったように火がつかないこともあります。
大切なのは、そんなときに「どうするか」。
自分で考える。仲間と話し合う。力を合わせる。そして、簡単にあきらめずにもう一度挑戦する。そうやって一つひとつの課題を乗り越えた先に、達成感や成長がありました。
思い通りにならない状況の中で、自分にできることを考え、周囲と協力しながら前へ進む力。それは、これからの学校生活や進路選択、そしてその先の人生においても大切な力になるはずです。
自然の中で仲間と過ごした2日間。
彼らがこの林間教室で得たものは、きっと大きなものになったことでしょう。