10月12日(木）110周年記念 芸術鑑賞教室を開催しました。
感染症対策のため、中高生を午前と午後の2回に分けて山田記念体育館で鑑賞しました。
上演されたのは、東京芸術座による「12人の怒れる男たち」。
父親を殺した少年の裁判を裁く12人の陪審員のお話。有罪11票、無罪1票の状況から、証拠に少しでも疑いを持つのであれば有罪としないとし、論理的にときには感情的に話し合い、結審（無罪12票）するまでの1時間の物語でした。
本物の芸術に触れて欲しい、自分が好む好まざるは関係なく、良いものに触れて欲しい、そんな思いから始まった芸術鑑賞教室。
今回は、人の話を聞いたり、自分の意見を言ったりしながら、相手の心を動かす難しさやその過程を見ました。生徒はいったいどんなことを感じてくれたのでしょう。感想の集計が楽しみです。
