７月９日(木)に、臨時招集委員会が開かれました。
「臨招会」は臨時招集委員会の略称です。生徒総会に次ぐ議決機関として委員会、部活動、クラスの代表者により生徒会の活動について協議・決定する会議になります。休校の影響で、およそ２か月遅れての開催となりました。
生徒会長の挨拶で、会議の趣旨を全員で確認した後、議事に入りました。
事前に、各クラスで議案書討議が行われ、各委員会や部活動、そして学校への質問や要望が出されており、一つ一つの議題について協議しました。
さまざまな質問や要望が出されましたが、各団体の長はそれに対し立派に答弁していました。ここで話し合われたことは、後日、生徒会だよりで全校生にお知らせします。
大人の世界でも「総会」は定期的に開かれますが、毎回、同じような内容だと思い、つい、軽視しがちではないでしょうか。しかし、組織の在り方について皆が関わる機会があることは民主主義の根幹を成すシステムです。広く言えば社会、国家についても同様です。自分に関係ないと思い、おろそかにしていればいつの間にか、限られた誰かが独裁的な権力を握りかねないということは、歴史が証明していますし、現代の社会でも頻繁に起こっていることです。
小さなこと、面倒なこと、であっても、必要なことはきちんと遂行できる人間として社会に送り出せるように取り組んでいきたいと思います。
