１月１６日㈯、中学校の第１回新入生オリエンテーションを行いました。
本校の教育にはさまざまな特徴がありますが、その根幹にあるのは「環境」です。人間は環境に左右される生き物です。周りの人間が皆意識の高い生活をしていれば自分もそれが当然だと思いますし、その逆もまた然りです。自分ひとりの意志で頑張ることはとても困難ですが、そういった環境の中で生活していれば、自分でも気づかないうちに成長していきます。それが、中学生・高校生という、心も体も大きく発達する時期であればなおさらのことです。
新入生オリエンテーションは１月から３月にかけて毎月１回行いますが、これはいわば「本校の環境に慣れていくための準備」です。４月の入学後に無理なく成蹊中の生活をスタートさせるために「意識」や「習慣」を少しずつ作っていきます。
昨日の第１回はガイダンスを行い、保護者に向けては校長より本校の基本的方針をお話しし、また、さまざまなお願いをしました。児童の皆さんには主幹の教員から、成蹊中生として大切なことをお話ししました。その後、制服、ジャージ、シューズ等の採寸、申し込みがありました。試着ではありますが、新しい制服を着た自分を見て、気持ちも高まったのではないかと思います。
２月の第２回では学習指導を行い、生徒全員ができる限り同じスタートを切ることができるようにします。３月の第３回では２月の学習指導についてのテスト、保護者ガイダンス、副教材販売などを予定しています。
とは言え、入学予定の皆さんも今はまだ小学生です。まずは小学校の授業や生活をいちばん大切にして、充実した時間を過ごしてほしいと思います。
