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福島県立医科大学(医学部)合格!

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福島県立医科大学(医学部)合格!

2021.02.21

中高

 2月16日㈫に福島県立医科大学医学部の学校推薦選抜(旧・推薦入試)合格の報が入りました!3年連続の合格。また、今年度では東北大学(医学部保健学科看護学専攻)の総合型選抜(旧・AO入試)合格に続き、2人目の国公立大学合格となります。2月18日㈭に福島民友新聞、民報新聞に大きく掲載していただきました。※写真は新聞社の取材の様子です。

 中高一貫コースでは、原則、一般入試を推奨しています。社会で自己実現を目指す中で、医師や弁護士の国家試験には「推薦」はありません。また、どんな仕事であっても成果を目指す限りは必ず何らかの問題にぶつかりますし、そのとき活路を切り開くのは自分が身につけた「実力」です。目の前の困難から逃げずに正面から挑む気概を、一般受験突破の経験を通して養っていきたいと考えています。

 学校推薦型選抜・総合型選抜は、普段の学習状況や部活動の実績、人間性などが評価されますが、特に今年度の受験からは何らかの形で「学力」を測るよう、文部科学省から方針が出ています。本校はもちろん、これらを否定しているのではなく、あくまで中高一貫コースの「方針」として目指す人物像と、その形成の手段として一般入試を推奨しています。

 学校推薦型選抜、総合型選抜にはさまざまな方式があります。その中で一定の目安(一般受験に準じた学力試験を課す、生徒の実力がその大学に見合っている、など)によって、コースの方針に沿っているとみなすものについては受験を指導しており、今年度は上記の2名が合格しています。

 現在、私立大学の一般受験が終盤となっており、多くの合格の報も届いています。今週、2月25日㈭、26日㈮には国公立大学の一般前期試験が行われます。ほとんどの生徒にとってはまさしく大一番を迎えることになります。

 大坂なおみ選手の全豪テニス優勝の報も届きましたが、大一番を制した方が異口同音に口にするのは「メンタルが勝敗を分ける」ことです。自信は経験からしか生まれません。今まで積み重ねてきたものを自信に替え、また、家族、先生、友人、先輩、後輩など多くの人の応援を胸に、勝負の門をくぐってほしいと思います!