６月１日㈫、２日㈬に福島トヨタクラウンアリーナで行われた中体連卓球競技福島支部大会に、卓球部の生徒５名（１年生を除く）が参加しました。
成蹊中の部活動は週３回ですので、大会で上位を狙うのはたいへん難しい環境です。今回も実際に、勝利を得ることはできませんでした。
しかし、一人ひとりが自分と向き合い、目標を持って参加し、その結果として達成感や自分に足りなかったものを感じ取ることができました。
部活動も教育の一環である以上、その目的は「生徒の成長」にあります。もちろん、勝利から得る成長は大きいのですが、それが全てではありません。限られた条件の中で最善を尽くし、その結果として、何らかの「思い」を手に入れたことは重要なことと思います。
中学３年生にとっては最後の大会でしたが、本校は高校入試がない中高一貫校の強みを生かし、中３生も９月まで部活動を継続し、後輩に部を引き継ぎながら、自己鍛錬を継続します。
【参加生徒の感想】
〇楽しくもあり悔しくもある中体連でした。「全力で卓球を楽しむ」を個人的な目標に掲げた最後の中体連。様々な制限を受けながらも今までの試合の中で一番良い試合ができたと思います。
○最後の試合でしたが一番良い試合ができたと思います。他の中学校の方の公式練習や試合を見ていると、やはり私達とは違って様々な回転などを使っていて、もう少し練習しておけばと思いました。
○良い試合ができたとは言えませんが、自分なりにできることはできた気がします。
○今回、最後の大会だったので勝てるように頑張っていました。しかし、１回戦で負けてしまいました。次の１・２年生にがんばってほしいと思いました。
○今回の中体連は前回よりも手応えのあるものになりました。理由の１つに、新体制の部活になった事が挙げられると思います。先生のご指導を最大限吸収し、これから行われる新人戦にも備えたいです。
