福島成蹊中学校・高等学校 福島成蹊中学校・高等学校

HOME

News & Topics

令和5年度 一貫コース研修旅行 第4日 学校交流、市内散策

News & Topics

令和5年度 一貫コース研修旅行 第4日 学校交流、市内散策

2023.11.15

中高

11月14日㈫ 第4日 
  8:00 クオリティインダウンタウンインナーハーバー集合
  9:00 セントアンドリュース・リージョナル・スクール着
       学校交流
        ・スピーチ
        ・プレゼンテーション、『道』体験
        ・合唱「We Are The World」
        ・アイスホッケー体験
        ・おわかれの挨拶
 12:00 セントアンドリュース・リージョナル・スクール発
 12:20 クオリティインダウンタウンインナーハーバー着
        昼食(ホストファミリーのランチボックス)
 13:15 ビクトリア市内散策
        ・州議事堂見学
        ・BC博物館見学
 15:45 クオリティインダウンタウンインナーハーバー着
        学校交流の準備
 16:00 ホストファミリー宅へ
        ホストがお迎え

【学校交流】
 本日のスケジュールは過密なため,昨日よりも朝早くの集合となりました。カナダの気温は低く,街中を歩く人々も白い息を吐きながら歩いていました。天気は,先週の予報を裏切り晴天。およそ2か月間に及ぶ学校交流準備の成果を発揮する日が来ました。セントアンドリュースに到着すると,教頭先生から歓迎の言葉を日本語でいただきました。セントアンドリュースの教頭先生は,以前,日本に住んでいた経験があり,奥様も日本人の方だそうです。とても上手な日本語でのスピーチの後,本田校長と共に福島から持参した紅白の白河ダルマに学校交流の更なる発展を祈願し目を書きこみました。生徒代表のスピーチを11期の半澤茉幸さんが行いました。姿勢正しく,はきはきとスピーチをする姿はとても好印象に映ったのではないかと思います。
 その後,セントアンドリュースの高校生たちへ英語プレゼンを行いました。事前の練習では,声が小さかったり,原稿をただ読むだけで,いろいろと指導されていましたが,本番では誰もが声も大きく自信をもって発表していました。ホームステイでホストファミリーとの会話で自信がついたことで,英語プレゼンの表現力も格段に上がっていることを実感しました。
 場所を変え,生徒ホールでは,日本の『道』体験をセントアンドリュースの高校生へ体験してもらいました。セントアンドリュース側との行き違いで,一つ一つを発表するスタイルではなく,同時に各『道』体験をそれぞれのブースで体験する形となりました。練習とは段取りが違う中,臨機応変に体験してもらう様子は,しっかりと準備をしてきた発表と見間違うぐらい,スムーズに行っていました。茶道・書道だけでなく,3人で回した武道は,大人気で,何度も剣道体験をする生徒が多くいました。 その後,合唱『We Are The World』では,練習の成果を発揮し大きな声で歌いきることができました。
 我々の発表が終わると,速やかに片づけ5分ほどで撤収完了した様子を見て,セントアンドリュースの先生があまりの早さに『So fast!』とつぶやくぐらいの,手際の良さでした。続いて,体育館へ移動し,セントアンドリュースの生徒と共に,体育の授業のフィールドホッケー体験をしてきました。最初は,セントアンドリュースの生徒から一緒のチームに入ってくれる人と行ってもらった時には,恥ずかしさのあまりモジモジしていましたが,ホッケー体験を通じて友情が芽生え,休憩中のベンチではお互いの紹介をするなど,友好を深めることができました。

【州議事堂見学】
 学校交流から戻り,ホストファミリーからのランチボックスを食べ終えると,州議事堂の見学へと向かいました。州議事堂では,ガイドの方が日本人の学生向けにゆっくりとした口調の英語で丁寧に説明してくれました。そのおかげで,生徒たちもガイドさんの言っている内容を英語で理解することができ,質問をするなど積極的に見学することができました。

【RBC博物館】
 州議事堂見学後は,その隣のRBC博物館の見学を行いました。現在は,アンコールワットの特別展が展示されており,特に高校1年生にとっては来年度の研修旅行の下準備をすることができました。また,自然環境の常設展では,マンモスや海岸沿いの生態系の様子など迫力のある展示にのめりこむように見ていました。T‐REXの化石や展示は,非常に大きく肉食の恐竜の恐ろしさを感じることができました。また,常設展には古い時代のビクトリアの街並みを再現した場所もあり,昔へタイムスリップしたかのような体験に大満足のようでした。その後は,ホストの迎えを待ち,それぞれのホストファミリーの元へと帰っていきました。中には,ホストからRBC博物館のIMAXシアターは行ったのかと尋ねられ,行っていないと答えると,「今から見に行くぞ」と誘ってくれ,学校ではいけなかったところへ向かった生徒もいました。

 明日は,ビクトリア班別自主研修です。カナダでの生活も1日使えるのは明日が最後です。カナダをもっと楽しみたいと思っている生徒が多いようです。悔いのないよう,明日の研修も充実したものになるとよいです。