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令和5年度 一貫コース研修旅行 第6~7日 バンクーバー~日本

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令和5年度 一貫コース研修旅行 第6~7日 バンクーバー~日本

2023.11.19

中高

11月16日㈭ 第6日 
  5:15 クオリティインダウンタウンインナーハーバー集合
  5:30 フェリー乗り場へ出発
  6:10 スワーツベイ着
  7:00 出港
  8:35 ツワッセンフェリーターミナル着
  9:00 バンクーバー空港へ出発     
 10:15 バンクーバー空港着
 12:35 バンクーバー空港発(JAL0017)
11月17日㈮ 第7日 ~ここから日本時間~ 
 16:30 成田空港着
 17:00 成田空港発(貸し切りバス)
 22:00 成蹊着、解散

【帰路】
 早朝5:15。夜明け前のビクトリア。気温が3℃と真冬の寒さの中,一人,また一人とホストファミリーに送迎され生徒たちが集合してきました。ホストととの最後の挨拶に名残惜しさを感じる生徒や,少し涙目になる生徒も見られました。カナダ滞在中には,ホストへなかなか自分の思いも伝わらなかったことや,相手の話を聞き取れなかったことなど,大変なことも多くあったかと思います。そのような苦労があったからこそ,自分の思い通りに気持ちを伝えられたり,相手の気持ちを聞き取ることができた時にはとても達成感があったのではないかと思います。最初こそ緊張しましたが,最後のほうにはホストファミリーの性格などを少しずつ理解してきて,楽しくなってきたころのお別れとなったため,何か寂しさを感じていたようでした。眠い目をこすりながら,ホストファミリーへと別れを告げてフェリー乗り場へとバスで移動しました。
 フェリーでは,早朝にもかかわらず多くの乗客がいました。船が動き出したころ,ようやく山際が明るくなってきており,朝日を今か今かと待ちわびていました。フェリーの外は冷たい風が容赦なく吹き付け,顔や手が痛くなるほど厳しい気候でした。日の出近くなるころには,カメラを持つ手の感覚がほぼなく,カメラを掲げても震えでぶれていました。しかし,寒さに耐えただけあり,日の出はとても美しいものでした。
 空港へ着くと,少し時間があったため自由行動となりましたが,多くの生徒が睡眠不足のため,ベンチで飲み物を飲んで休んでいました。帰りの飛行時間は約10時間。長い時間をかけて日本へ帰国しました。機内では,なかなか睡眠がとれず,案の定,私も4本の映画を見終えることができました。4本中3本がトム・クルーズの作品だったので,とてもトム・クルーズへ親近感がわきました。
 成田へ到着すると,バスへ乗り込み福島へ。途中で弁当が配られましたが,久しぶりの日本食の弁当となりました。カナダとは違い,量も少なめで私にとってはちょうどよかったです。バスの中では,ほとんどの生徒が寝ていました。どうやらカナダを満喫できたようでした。
 帰宅が夜遅くになりましたが,このカナダの研修の経験を今後の学習や,将来の目標へ生かしてほしいと思います。