５月２６日（土）晴天の中、福島成蹊中高一貫コースの強歩が行われました。高校生と中学生合同のグループを作り、今年度は、学校（腰浜町）から四季の里まで、往復約３５Kmの長丁場を歩きました。
「強歩」はその速さを競う「競歩」ではなく、グループ全員でゴールを目指す行事です。中学生は、日頃なかなか話ができないことを先輩に聞いたり、先輩は後輩に高校の勉強や受験の話のみならず、これから中学生が経験する行事について、優しく教えたりしながら歩いていました。
今年は四季の里で１時間ばかりの昼食と休憩タイムを設けたので、ジェーラートに舌鼓をうつもの、キャッチボールをするもの、噴水のそばで遊ぶもの、などそれぞれ思い思いの時間を過ごせました。ゴール後は焼きそばやフランクフルトなども振る舞われ、みんな大喜びでした。
歩いての３５ｋｍという未経験の距離も、一歩一歩前に踏み出せば必ず近づいていくということ、一人では困難なことも集団で行えば達成が可能になることなど、強歩を通して様々な経験をし、生徒たちは一段とたくましくなった気がします。