第47回アマ将棋王座戦県大会が10月10日㈰、喜多方市の塩川公民館で行われ、本校1年の小島佑斗君が2年連続2度目の優勝を果たしました。
小島君は今年5月に行われた高校将棋選手権福島県大会を制し、全国大会へと出場しています。
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「アマ王座戦」は福島県内の実力Noを競う一般の大会です。他にもいくつかの大会がありますが、小島君にとっては将棋を始めて、初めて参加した福島県レベルの大会ということで思い入れのある大会です。初参加の小学校4年生の時は惨敗でしたが、着実に実力を蓄え、昨年、中学校3年生のとき史上最年少で初タイトル。そして、今年も昨年と同じカードとなった決勝戦では格上の一般の方を破って2連覇を果たしました。
今週10月16日㈯、17日㈰には同じ塩川公民館で「福島県アマチュア名人戦」が行われます。優勝すれば「全日本アマチュア名人戦」への出場権が得られ、この全日本アマ戦で優勝するとプロの一部大会への参加資格が得られます。そのプロの大会で活躍するとプロ編入の道が見えてきます。
遠い道のりではありますが、奨励会を断念した小島君にとってかすかに残されたプロへのルートです。粘り強く戦って、わずかな扉の隙間をこじあけてほしいと願います。
