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生徒・教職員ブログ

震災復興伝承プログラム~第1弾~

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震災復興伝承プログラム~第1弾~

2026.03.12

中高

3月9日(月)、中学1~3年生は双葉町、富岡町に出かけました。

東日本大震災から15年という節目を迎えたこと。
そして、これからの生徒たちはその当時の状況や、現在抱えている地域の課題についてほとんど知らないこと。

これらの理由から“震災復興伝承プログラム”を立ち上げることといたしました。
今回はその第1弾として、東日本大震災・原子力災害伝承館での研修や、原子力廃炉資料館の研修をおこないました。

伝承館では、震災当時の一瞬一瞬が切り取られた写真展示や、原子力発電所の誘致に関する資料展示。原子力災害による被災状況に関する資料など、タイムスリップしたかのような資料がたくさんありました。
バスで双葉町内を巡るフィールドワークでは、当時多くの人が津波から逃れるために避難した大平山霊園。慰霊碑が建立されており、そこからは太平洋が一望できます。
請戸小学校から何とか避難し、全員無事だった話。
次の日、行方不明の人を探しに行くはずが、国からの避難指示により叶わなかった話。
1つ1つが目の前に浮かんでくるようでした。

これまで東日本大震災は「昔のこと」「誰かのこと」と思っていた生徒たちの心にも、少しずつ変化が生まれてきたことでしょう。


原子力廃炉資料館では、原子力発電のメカニズムや、3.11当時の福島第一原発の様子、廃炉に向けた取り組みなどについての説明がありました。
こちらの研修では「過去を知る」というよりも「現在、そして未来を考える」時間が多かったです。
廃炉に向けて様々な分野の専門家や多くの労働者が関わっていること、最先端技術が活用されていること、処理水のこと・・・。


とにかく、多くの学びがあり充実した研修にすることができました。
今後もこのようなプログラムを充実させ、生徒たちの心に訴えかけていきたいと思います。

3月9日の様子はこちらからご覧になれます(PDF)